生命保険に加入するタイミングは人それぞれです。自分が子供の頃から親がかけてくれていた保険を引き継いで、自分が大人になったので自分で支払っていく人もいれば、30歳過ぎてから掛け捨ての保険に加入する人もいます。
それじゃあ、保険に加入していないと皆が困るのでしょうか?または困ったことがありますか?
皆さんの身の回りに、保険に加入していなかったが為に治療費が捻出できず死んでしまった人はいますか?おそらくほとんどの方がそんな人は見たことも聞いたこともないでしょう。ただし、完全にいないとは言い切れません。確かにごく少数の人でそのような方がいるかもしれません。
なぜでしょう?
それは、日本国憲法では、第25条1項において「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」と定めているからです。よほどのことが無い限り、お金が無くて治療を受けられない状態に対しては国の支援があります。生活保護制度や高額療養費(高額療養費という名の制度であり、高額療養費制度とするのは誤りである)がありますから、意外と最後のセーフティーネットは厚くて頑丈です。
特に家族や親戚が病気になって入院するとよく分かるのですが、がんのような病気になった時に意外と自己負担額が少なくてびっくりします。その時ばかりは「さすが日本!!」と感じてしまうでしょう。
話は戻って、それじゃあ保険って一体何なんでしょう?全く必要ないとはいいませんが、CMやテレビ番組などに踊らされて過剰に心配しすぎているのが日本人かもしれません。
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kenteegardin