何も死ぬまで加入し続ける必要は無いかもしれませんが、生命保険と寿命は切っても切れない関係にあります。
戦後直後日本の平均寿命は、男性が約50歳、女性が約54歳です。大正時代では40数歳だった時代もあるのですから驚きです。それが現在では男性が約79歳、女性が約85歳です。
寿命が長くなったのはよいことですが、イコール保険に加入する期間も長くなります。自営業で定年が無い人は元気であれば80歳近くまで働くことも可能ですが、ほとんどの人には定年があります。定年から約15年から20年死亡保障を確保するとなると、保険料の支払いは容易ではありません。
しかも面白いデーターがあって、平均寿命まで生きた人の平均余命は約8年あるといわれていますから、それらも考慮して保険を考えなければなりません。生命保険は人生で2番目に大きな買い物といわれるように、約90歳まで生きること前提で考える高価な買い物として真剣に選ばなければならないのです。
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Lost Albatross