合計保険料(生涯支払額)と月々の保険料

生命保険を選ぶ時、少なくとも社会人になって年数が経てば生命保険を選ぶ目も肥えてくるでしょう。数社から見積もりをとって、月々の保険料を見直したりするものです。

合計保険料と月々の保険料

やはり目の行き所は「月々の保険料」。不慮の入院があっても大丈夫な医療保険と、死亡した場合に家族に残す死亡保険、この二つがカバーできていることをチェックすればあとは月々の保険料が一番安い会社は・・・こんな感じで選ぶ人がほとんどでしょう。

しかし、それは目先だけの判断基準であり、もっと大切なことがあります。それは、「更新期間」と「掛け捨てか、掛け捨てではないか」というところです。

まず、掛け捨て保険は若いうちは月々の保険料が安く魅力です。しかし年齢を重ねるごとに高くなり、満期や途中解約の返戻金もありませんから生涯に払う「合計保険料」としてみると割高になってしまう場合がほとんどです。また安い保険は更新期間が10年である場合がほとんどで、加入する時の目先の安さについ目がくらんでしまいがちです。

更新が少ないほど、貯蓄性が高いほど、終身保険であれば満期が早いほど月々の保険料は高くなる。しかしそのほうが、トータルで考えると生涯に支払う合計保険料は結構安上がりだったりするのです。保険料は一生変わりませんでおなじみの終身払込や掛け捨て保険は確かに月々の保険料が安く若いうちは非常に助かります。

人生一発勝負!で成功を目指す人にとっては月々の保険料で保険を選ぶことが重要でしょう。しかし、たまには電卓を片手に、一生トータルで考えればお得なのかも考えてみてください。

photo by: Bush 41 Library

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